走るんです209系

kjweb2004-05-31


京浜東北線に後に209系となる901系が試験を兼ねた営業運転に入ってから
10年以上経った今では209系、701系、127系、E217系、E501系、E231系
種類と導入路線を増やして行き、関東、甲信越、東北の原風景とまでなった
JR東日本の新型通勤電車。

駅案内表示と中心とするインフォメーション機能、カーテンの無い
開放的な窓、モダンでスタンションポールや車椅子スペース等
バリアフリーを意識した車内、長時間座っても疲れない固めの座席、
メンテナンスフリーと省エネの向上etc・・・、
現在の通勤電車のスタンダードともいえる電車ですがその一方で、

「安っぽい」
「座席が(硬くて)くつろげない」
「落ち着かない」等

と言う声が鉄道ファンを中心に聞こえるのも確か
(かといって驚異的な混雑を誇る関東の鉄道事情を考慮しないで「転換クロスを導入しろ」とか
「時速130km運転できる通勤電車を導入しろ」と言うのはあまりにもナンセンスなのですが)

しかし、そういう批判も乗り越え、改良され、209系を基にした電車が
JR東日本だけではなく他の私鉄やJRにまで増え続けてると言うことは
この電車は間違ってなかったと言えるのかもしれません。