ゲーム断絶時代 〜18禁と一般と〜

■誰がためのアニメ〜アニメとギャルゲとエロゲーと 皇帝φ機構-Emperor System Zero-

PCのアダルトゲーム作品の「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」が
乙女はお姉さまに恋してる」としてTVアニメ化する際にキャスティング面で一悶着があったようで。

元が18禁のアダルトゲームだったりしたものを一般向けに
メディア展開する場合、大人の事情、特に声優のキャスティング関連で
入れ替えが行われるのは良くある事です。リリカルなのはとか、リリカルなのはとか)

ただ、その一方でオリジナルのキャスティングで「TV」アニメ化された
作品を観たいと強く願う層もまた大多数存在するのも事実な訳で
今回の騒動もそういう願望と「大人の事情」で生まれた軋轢と考えても
良い様な気がします。

しかし、アダルトゲームはポルノの1ジャンルでありポルノが
基本的にアンダーグラウンドなものである以上はそのままでは
一般向けに食い込むのは難しいのも事実です。

現にLeafアクアプラス)の「ToHeart」やKeyの「Kanon」「AIR」を例に取るまでも無く
オリジナルがアダルトゲームであっても一度「一般向けソフト」と言うたたき台を作ってから
積極的なメディア展開を行った様にこういう問題は今後も続きそうな気がします。

家庭用ではオリジナルと同様のキャストだったようで・・・
【参考】Wikipedia処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる