ゲームレンタルについての考察
■コーエーネット、ゲームソフトのレンタル事業「RentaNet」始めます(ITMedia)
【追記】
■コーエーがゲームソフトレンタルを開始するがその将来性は?(まこなこ)
ゲームの体験版の無料レンタルは既に行われていたのですが
今回はゲームソフト会社主導の元にゲームソフトの本格的な
レンタルを開始する事になります。
本音はおそらく中古ソフト対策と言いますかレンタルと言う手軽な
スタイルを確立する事によって利益をメーカーの所へ持っていきたい
と言うのがあるのでしょう。実際DVDもレンタルが確立してから
大幅に普及してきた側面がありますし。
ただ、価格設定に関して発表では
新作
1カ月5000円強
4泊5日2700〜2800円旧作(発売から1年後)
4泊5日2700〜2800円
になっておりどうも事情を知らないなと言わざるを得ないのが実感です。
と言うのも中古ソフトの買い取り価格と言うのは余程在庫がだぶついた
ものでない限りは2・3ヶ月程度であれば3千円台と言うのを維持しているわけで
たとえば・・・
※差額はAmazon価格で計算するものとする
※買い取り価格は桃太郎王国の買い取り価格票を参考にした。
※2006年4月26日現在
発売から一週間以内
ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン(Amazon)
2006年4月20日発売定価7140円 Amazon価格6069円
買い取り価格
4000円→差額2069円
発売から約一ヶ月
ファイナルファンタジーXII 特典 FFXII/iTunes Custom Card付き(Amazon)2006年3月16日発売
定価8900円 Amazon価格7140円
買い取り価格
3700円→差額3440円
三国志X(Amazon)
2006年3月10日発売定価/Amazon価格(共に) 9240円
買い取り価格
4100円→差額5140円
発売から約2ヶ月
信長の野望 【革新】(Amazon)
2006年2月2日発売定価9240円 Amazon価格7854円
買い取り価格4100円
→差額3754円
魔界戦記ディスガイア2(通常版)(Amazon)
2006年2月23日発売定価7140円 Amazon価格6069円
買い取り価格
3600円→差額2469円
発馬から約3ヶ月
スター・ウォーズ バトルフロントII(Amazon)
2006年1月26日発売定価7140円 Amazon価格4998円
買い取り価格
3500円→差額1498円
あくまでAmazonでの価格ですし実際の店舗になると新品・買い取り共に
若干の価格差はあると思いますが、購入時と買い取り痔の差額をレンタル代
として考えるならば三国志X以外は時間が経つほど安くなって行きますし
元々コーエーみたいに高価なタイトルならまだしもゲームソフトの殆どが
定価7140円(税込み)で買い取りも3千円台で推移する事を考えると
新作で一ヶ月5000円はかえって割高と言うか従来どおり新品を発売日に買って
中古ショップで買い取ってもらった方が消費者にとってはましではないか?
とも考えるわけですが・・・。