楽しさを提示できないと言う愚痴

つまらない世界を作ったのは誰だ

「若さ」より「大人らしさ」を尊ぶ文化に転換をゲンダイネット

そして、日本人の「若さ」を喜ぶ国民性もひとつの原因ではないかと指摘する。「全然、そんな年齢には見えません」といったセリフは喜ばれる。ところが外国では、むしろ逆だ。同じように「かわいい」も、日本以外では、ほとんど「未熟」というニュアンスで受け止められるという。そういう風土も、大人にさせないのかもしれない。 
 さらにいえば、ニート、フリーターを許容できる豊かさも大きい。そして、アニメ、ゲームといったオタク文化、子ども文化が、輸出までされる事実も重要だ。大人にならなくても済むという風潮の背景にあるだろう。しかし、紹介されている実例には驚かされる。
(中略)
大人の存在は必ず必要になる。どうすれば、大人らしさを尊ぶ文化に転換できるか。そういう先のことまでを考えさせられた。軽いタッチで書かれているが、意外に中身は濃い新書である。〈記事より抜粋)

記事としては書評の名を借りた漫画・アニメ・ゲームへの誹謗中傷論でしかないわけですが
何故そういう状況に到ったのか、どうすればそうできるのかと言うのはこの書評を書いた人は
提示できないでしょうし、出来たとしてもこの記者の程度ではやはりリンク先の記事同様
レベルの低い誹謗中傷論に行き着くのは明白でしょう。

そもそも「大人らしさを尊ぶ文化」と言うのは楽しいのか?と言う部分に関して
考えていかなければいけないわけで今の状況に至った背景として
やはり
大人らしさを尊ぶ文化と言うのは非常につまらないものである
と大多数の人間が認識しそれを受け入れてしまったのではないかと思うのです、
だとすれば、現状において漫画・ゲーム・アニメをひたすら叩くと言う行為は
意味が無いばかりか、かえって拡大させてしまうと言う事実を現実が示している以上
現状を肯定し、いかに「大人らしさを尊ぶ文化」が楽しいものであるかと言うのを
提示し積極的に広めていく事こそが文化のあり方としては健全であると言えます。