栃木女児殺害事件 単なる感情論で社説を書いてはならない
今回の事件については捜査が緒についたばかりで詳しくは不明だが、
女児が毒牙にかけられたケースでは、いたずら目的の犯行が目立つ。
幼児ポルノのはんらん、
暴力を是認するような俗悪なゲームの流行などの世相と無縁でないとみられるが、
自分の欲望を満たすために無理が通じる弱い相手を狙う傾向が認められるのは、
危機的状況と言わざるを得ない。女児の被害が相次ぐのは、少女に興味を抱く男性が増えている影響とも指摘されているが、.
捜査関係者によれば、女児にいたずらして検挙された被疑者のほとんどは
「成人女性から相手にされないので、幼女を狙った」と供述するという。
年格好の見合った女性と会話さえ出来ないせいで、罪のない幼女が狙われてはかなわないが、
事件多発の背後で円満な人間関係が結べない、人づき合いの苦手な人が増えていることを
注視すべきだろう。幼児虐待の多くも、子どもと満足に接することができない親が
引き起こしている。精神科医や心理学者らは、幼児期に子ども同士で思いきり遊ばせることがなくなった
最近の教育やしつけの影響だと指摘している。だからといって、
多くの人は道を踏み外しはしない。犯罪に手を染めた本人に責任と問題があることは当然だが、
教育のあり方や社会のゆがみに目をやらず、
個人の責めに帰しているだけでは多発する事件を防ぐことはできない。(抜粋)
明らかに感情論丸出しの社説ですが。
これを書いた毎日新聞社の記者は連続幼女誘拐殺人事件の幻想から未だ逃れられないと
同時に子どもを盾にした全体主義社会の構築を望んでるかのような
論調になってしまっている感は拭い切れません。
そもそも社会というものは様々な多様性を認めてこそ存在するものであり
それを真っ向から否定するような社説を載せるのはそれに対する挑戦状
ともいえます。
それと共に今後漫画・アニメ・ゲーム文化バッシングキャンペーンを行う可能性も
ある以上注意深く見守る必要があるでしょう。
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