『「犯罪から子どもを守る」ための緊急提言』では子供を守れない
自民党がとうとうメディア規制に乗り出すそうです。
[自民党]子供対策本部が緊急提言 「スクールバス」活用を(ライブドア 毎日)
「犯罪から子どもを守る」ための緊急提言 (自由民主党 PDF)
今後取り組むべき課題
1.青少年の健全育成環境の整備
女子児童を対象とした犯罪増加の背景には、児童ポルノや暴力的なコミック、過激なゲームソフト等の蔓延の問題が指摘される。
子どもを対象とした性犯罪を封じ込めるには、青少年のみならず、成人にも悪影響を与えるこうした児童ポルノ等が事実上野放しにされている現状を改革する必要がある。
すでにいくつかの都県や政令市はこうした児童ポルノ等を条例により規制しており、自由民主党としても「青少年健全育成推進基本法」の制定に向けた取り組みを進める。
同時に、政府においても内閣府を中心に時代を担う青少年の健全育成に対する世論の喚起に努める。
広島や栃木、京都の事件を受けてとはいえ容疑者の家から
そういうものが重要な物証として見つかっていないのにもかかわらず
マスコミの宣伝を真に受けてこういう記述をしたのであれば問題ですし、
過激なものが氾濫してるから規制しようと言う魂胆なのでしょうが
実際の所はそういうものが氾濫していなかった頃の方が少ないわけです。
少年犯罪データベース
幼女レイプ被害者統計より
未成年総数 幼児(小学校就学前) 小学生
1958 昭和33年 2277 70 334
1959 昭和34年 2532 55 458
1960 昭和35年 2533 54 428
1961 昭和36年 2862 76 432
1962 昭和37年 2759 87 402
1963 昭和38年 2891 92 458
1964 昭和39年 3239 96 425
それが性的メディアが氾濫しているとされる今においては・・・
※総数並びに中学生上の統計は割合。
未成年総数 幼児(小学校就学前) 小学生
2000 平成12年 1006 4 60
2001 平成13年 1049 0 50
2002 平成14年 1118 4 62
2003 平成15年 1143 2 70
2004 平成16年 986 1 53
いくら悲惨な事件が起きたからと言って安易に規制に走れば
行き着く先は自由の否定であり言論と文化の衰退です。
またこれらをマスコミが「良い規制」と言い出すのであれば
自分自身の首をを進んで絞める事になりかねません。
もし、漫画・アニメ・ゲームが好き人で自民党に入れたのであれば
こういう規制の流れを食い止める事が自民に票を入れた者の責任
ではないかと思うのです。